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外資コンサルの次はどうする?人生の充実度を考えた時のMBA戦略

先日、 元外資系コンサルティングファームの同期4人でご飯に行ってきました。起業(独立)2名、さらに別の外資系起業に転職した2名という面白いメンバーでの飲みです。

その中の一人は辞めた時から一回も会っていなかったので、懐かしいのといい情報交換、息抜きになりました。
皆それぞれ頑張って、かつエンジョイしながら人生を送っているのですが、何となく、MBAどうしようか?という問いがテーマになりました。

日本人ビジネスマンが大量に海を渡り、海外MBAが登竜門となっていた時代とくらべて、MBAを取りに行く人は減っている傾向にあるそうです。
特にトップスクール(Stanford, Harvard,INSEAD等)に通う日本人の絶対数は極めて減っている傾向にあるようです。
それでも尚、外資系出身者の私達の上司には、いわゆる有名大学のMBA取得者がわんさかいるものですから、ちょっとした憧れがあります。

今回は、外資系コンサルティング出身者(30代を目前とした若手やる気マンマンビジネスマン)がMBAを取得する意味があるのかにフォーカスを当てたいと思います。

 

1.海外のMBAに行くメリットはあるか。

まず、前提として4人とも海外留学は経験者(留学期間はバラバラ)、元外資系コンサルタント、20代後半から30代ぴったし(←私です笑)。
現在の仕事について不満はなく、それなりに待遇も満足している状況です。
何となく現状打破と、さらに成果を出すにはどうすべきかという点を考えると、MBAを取ってもっとキラキラしたいというのが願望なのかもしれません。

−A氏の見解
A氏「外資コンサル既に出身だから、MBA卒業しても就職先が変わるけじゃないよね。」
多額のMBA費用と生涯収入から貴重な1年〜2年がマイナスになることを考える必要があります。
もし、卒業後の就職先が高所得に変わる見込みがあるのであればいいんですが、
元々コンサル業界にいるので、MBA卒後のメジャー転職先であるコンサル業界では所得に変化がありません。
A氏「というわけで、MBA取りたくなったら仕事続けながら通うのがいいかな。」

−B氏の見解
B氏「外資だけど、外資故に英語できなくてもいいポジションが確立されて英語が伸びない。今更語学留学というわけにもいかないからMBAという理由付けで英語を学びたい」
外資系企業って、英語バリバリできる層(海外大卒・帰国子女・そもそも外人)と英語がそこそこできる層(典型的な日本人でTOEICだけ高い)、英語アレルギー層に分かれます。
海外ジョブをやっている中心は、英語バリバリ層がほとんど占めています。
英語そこそこ層は、チームメンバーで1番英語ができるポジションにいた時に活躍(冷や汗をかきながら)しますが、そんなに活躍はしません。
英語アレルギー層は、もはや独自のポジションを確立し英語とは無縁ながらも他のスキルでカバーして働いています。
一般の会社よりは、海外研修や外人スタッフと仕事をする機会には恵まれていますが、英語バリバリ層がいてくれるので英語ができなくてもなんとなく生きていけるわけです。

−C氏の見解
「シリコンバレーに住んでみたいよね。ビザは学生ビザで刺激がありそうだからStanfordMBAで。」
さすが、起業家らしく本場のシリコンバレーで生活しながら、ビジネスチャンスを探っていきたいということでしょう。
もはやMBAはネットワーキングと口実になっているのが特徴です。
起業家って実はリスクが会社員よりも低い存在なので、MBAのデメリットも結構吸収できてしまうと思います。
自分をオーナー化できれば、MBA中も所得を生むことができますし。

−私の見解&皆様の見解
「世界観を広められるのと一度しかない人生だと考えると金銭的リターンを考えなくてもいい、行きたいと思うなら行こう」
結論としては、ここに行き着きました。行きたいなら行こうと。人生の豊かさという観点で考えましょう。
海外に住んでいる組も含めて、仕事で滞在するのと学生の立場で滞在するのは時間過ごし方が違うよねと。
※起業家サイドはあんまり変わらないかもしれませんが、人脈とチャレンジの幅が広がるという点で違うと思います。

 

2.Stanfordの入学方法は?

たまたま話題に登ったのがStanford。前職の上司にStanfordMBA(GSB)出身者がいるのも大きいでしょう。
また、起業家においてやはりシリコンバレーは気になる場所なので、その中枢に行ってビジネスをしてみたいと思うのは自然なことだと思います。
StanfordMBAに入るためには何が必要か。気になったので早速調べてみました。(公式サイトを参考にしてください)
入学審査のプロセスは大別すると、a.書類審査とb.面接からなります。

a.書類審査

まずは、競争率が非常に高い書類審査が待ち受けています。
公式サイトにも、競争率が高い旨記載があります。
一回落ちたとしても不利になることなく、翌年以降チャレンジのし直しができます。
書類は、再受験時の基準で全て提出しなおさなければいけないものの、英語やGMAT/GREについては有効期限内であれば再利用可能です。

・Education
−大卒←アメリカの大卒学位と同等であれば良い
−GPA(大学の成績)←足切りラインは設定していないと公式に記載あり。
※ちなみに高校の成績は、送るなと書いてありました。

・GMAT&GRE
−大学卒業レベルの知識があるかを測るテスト

・EnglishRequirement(TOEFL/IELTS/PTE)←TOEICはダメです。
TOEFL IBT 100
IELTS overall 7.0
PTE 68
※Stanfordといえども英語の基準は他大学と同等水準。最低基準なのでもう少しとれていると評価されるのかもしれませんね。

・Professional Experience(Resume)
※就労経験がなくても、同等とみなされるような多様な経験とリーダーシップを発揮していればいいそうです。

・Letters of Reference
※推薦状2名。1枚は直属の上司から必要。起業している人は前職の上司でいいそうです。

・Personal Informations, activities and awards
※性別や家族などの個人情報と、頑張ってきた活動や表彰歴を5つまで記載するそうです。

・Essays
※Topic2つ このエッセイがMBA入試の肝とも言える部分のようです。MBAに行った先輩もエッセイを磨くために予備校に通っていました。

・Application Fee
※出願料 275米ドル 2014年11月現在 返金なし。

b.面接

書類選考を勝ち抜いた約1,000人が面接のプロセスに進みます。
学年人数が300名程度になるので、3人に1人の通過となります。

 

3.人生は経験できることをチャレンジすべきだ!

20代後半になるにつれ、仕事が全然できないところから未熟ながらある程度自分でコントロールできるレベルに到達します。
とはいえ、自分たちの上にいるビジネスマンや経営者の方々との差をどうやって埋めるかという問題にぶち当たります。
がむしゃらに頑張るだけでは到達できない域にいらっしゃる諸先輩方に勝つためには、チャレンジできることにブレーキをかけないべきだと思います。
自分にブレーキをかけない生き方を死ぬまで続けられるかというのはすごく重要なポイントになると思います。

※ちなみにアイキャッチ画像の猫は、MBAのフリー画像を探していた時に、MBA(MacbookAir)に座る猫で出てきましたので載せちゃいました。

東京大学大学院修士卒、アクセンチュア株式会社の経営コンサルティング本部戦略グループに入社。同社退職後はオーストラリアに永住し、各種事業の責任者をしています。

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