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大学生から取組みたい起業を成功させるための基本ルール

起業のハードルが極めて低くなった今、大学生が新卒で入社せずにいきなり起業というキャリアの選択肢を選ぶことも珍しいことではなくなりました。
ただ、うっかり失敗する人が多い。ダマされて抜け出せない道にハマってしまう方もいらっしゃいます。せっかくの人生、わざわざ失敗する道に飛び込んでしまわないように自分を守るということもリスクを取る起業家には必要となるスキルではないでしょうか。
今回は、起業・独立という道を選び、周囲にも起業家がいる立場からの起業の基本ルールについて書きたいと思います。

■イメージで起業しない。

起業に踏み切る理由はいくつかありますが、典型的に失敗するパターンはイメージで起業してしまうことです。
イメージで起業ってどういうことかというと、理論ではなく成功したイメージのみで企業に踏み切ってしまうタイプの人で、自分のカフェやBARを開きたいと考えている方に多い傾向があります。
カフェやBARで成功している人は、イメージ型ではなく緻密な戦略と地道な研究やスキルに裏打ちされています。ノリや何となく自分のアイデアが素晴らしいと思ってしまったタイプは、なけなしの初期投資に押しつぶされてやめるにやめられず、自分の店を守るに精一杯となる傾向があります。
どんなビジネスも緻密な戦略と競合優位となるようなプロダクトがなければ成功するわけがありません。

■自分が最前線で働くビジネスモデルを避ける

士業を初めとした個人事業主ならば良いのですが、自分が店頭にたったり営業の最前線で働いていることが前提となるビジネスモデルは起業には禁じ手です。社長業は想像以上に煩雑な業務が多く、営業や商品開発の中心に自分がいることが絶対条件となってしまうと体力と成長に限界を感じることになるでしょう。
スタート時点では、あえて自分をビジネスモデルの中に組み込むというのは避けられないことがほとんどですが、あるタイミングから作業をスタッフに切り出し、自分の時間を空けていくことが大切です。

■とりあえず手を動かすことで安心しない

学生とプロの社会人の違いは、時間に責任をもつことです。
自分の時間の採算性を高める工夫をしなければ、起業はもちろんサラリーマンとしても通用しません。目の前の仕事にとりあえず取り掛かると安心しますが、それが地獄の始まりです。

問題点としては、自分の目の前にある仕事から手を付けてしまうと、以下のことが発生します。
・本来すぐにとりかからなければならない重要業務が放置
・終了までに時間がかかる業務にハマってしまう
・自分だけでは終了できない業務に気が付かず悩やみ続ける

■自分の殻に閉じこもらない

起業しているのにありえないと思うかもしれませんが、忙しいあまり自分の殻に閉じこもっている起業家は意外に多いような気がします。常にオープンマインドで新しい情報を仕入れられるように、また、書籍等からも積極的に学ぶ姿勢を維持しましょう。
そうすることで、自分がスタートした事業の改善案が客観的に浮かび上がってきます。自分の殻に閉じこもってひたすら必死に働いていればいるほど、底なし沼にハマっている状態になり苦しくなる一方です。

■辞めることをビビらない

起業は継続と撤退の繰り返しです。耐えることも必要ですが、自分とビジネスが負のループに突入しているのであれば、撤退のシナリオを発動させる勇気を持たねばなりません。変なこだわりとプライドは捨てましょう。ダメなものはダメです。

■社会人は経験しておいてもいい。

私は、コンサルティング会社を経ての独立だったのですが、社会人を経験してよかったと思える要素がたくさんありました。もちろん、人間様々なので万人に当てはまるわけでは無いと思うのですが、自分が天才と思ってないのであれば社会人を経験して給料をもらいながら学ぶということは貴重な経験です。人脈もできます。また、同期は学生時代の同級生とは違った仲間となってくれます。

東京大学大学院修士卒、アクセンチュア株式会社の経営コンサルティング本部戦略グループに入社。同社退職後はオーストラリアに永住し、各種事業の責任者をしています。

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