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2014年卒も大卒の約24%が就職内定しない

本日の日経ニュースで、大卒内定率が76.6%に向上したと報道がありました。
日経独自に定めた規準による調査であることや、2013年12月時点のデータということで、数値は正確な値ではないものの2007年の水準(内定率81.6%)に比べてるとまだ5%も低い値となっている。

ここで、記事タイトルに戻りたいと思います。なぜ、就職内定しないと書いているかというと、”できない”のではないと感じるからです。
つまり、2007年と比較して就職内定しようとしていない学生の数が増加してきたのではないか?というのが内定率が大幅に回復してこない真因ではないかと思います。安直な考えかもしれませんが、企業が欲しいという人数が、新卒者の人数よりも多い(有効求人倍率が1倍を超えている)以上、8割〜9割を超える内定率となってもおかしくありません。

なぜ就職内定しようとしないのか、理由は枚挙にいとまがありません。
1.アプリブームやシードアクセラレーターの増加に伴い、起業のハードルが下がって起業する学生が増えてきた。
2.卒業後に海外の教育機関に進学し、高いポテンシャルと身につけようとする動きが定着してきた
3.20代に起こる正社員と非正規雇用との給与逆転現象に気が付き、非正規雇用を選択する考えが一定数ある
等々

それぞれ、是非はあるものの、国と企業がしかける大学生への就職活動レールの上に沿って、就職内定を決めるのではなく、自分の夢や生き方に応じて卒業後の進路を決めていく数が4人に1人はいると考えてみると、日経が算出した数字もそんなに悲観的に見なくてもいい気がしませんか。

このような流れが今後も進んでいくと勝手に想像していますが、困るのは企業(特に中小企業)という構図は、昔も今も変わらないなぁという感じです。内定しない学生を確保するために、会社のイメージをあげ、就職イベントを開催し、働きやすい環境を整備して、やっとの思いで入社してもらう。そこからトレーニングを頑張って、成長したと思いきや、転職して巣立っていってしまう子がいる。大企業ならまだしも、中小企業にとってはかなり厳しい現実です。

芸能事務所と一緒で、大手には可愛くて才能のある子が勝手に集まってくるが、中堅の芸能事務所は人を確保するのに必死。そして売れてしまうと、独立されたり、大手に引きぬかれたりしてしまう。
大企業まで駆け上がれていない会社に共通する悩みですが、これを克服できる方法を考えて成功できると面白そうだと思いませんか?若い学生で、特に”就職しない”オプションになっている方は中小企業やベンチャー企業を大企業にするチャレンジに興味を持って飛び込んで来てほしいなと思います。

東京大学大学院修士卒、アクセンチュア株式会社の経営コンサルティング本部戦略グループに入社。同社退職後はオーストラリアに永住し、各種事業の責任者をしています。

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