コンサルティングファームに入る前まで、何勉強しときゃいいんだろうとか
激務って聞くけど、本当に大丈夫なんだろうかと、さすがに心配になったもんです。
案の定、普通の仕事、特に新入社員時の働き方で考えれば、激務の部類に入ると思います。
しかも、結構仕事を任されます。
それは、いい事でもありますが、責任に押し潰されそうな事も多々あります。
経営戦略コンサルタントとして一人前になるにはどうすればと、今でも自問自答している毎日です。
ひとつの答えとしては、月並ですが、「成長し続ける」という事です。
「コンサルティング会社に入ったらコンサルタントになれるわけじゃない」
これは上司からの忠告で、一番グサッときました。
これって当たり前なんですが、結構見落としがちだと思います。
頑張って仕事していけば、コンサルタントになっていくだろうという考えが、僕を含め多いと思います。
間違ってはないんだけど、やっぱり甘い考え方なわけです。
1日0.2%成長すれば1年で能力が2倍にのびるという事を、勝間和代さんがいっています。
おそらく仕事だけで成長出来る部分は、0.1%だと思っていて
隙間時間で自分で勉強することによって、さらに0.1%成長できるのだと思っています。
分かりやすくグラフをつくってみました。
(成長率によって生まれる差①)
仕事だけの日次での成長率を仮に0.1%として、3年間過ごした人(青)
仕事+自己学習した場合の日次での成長率を仮に0.2%として、3年間過ごした人(緑)
1年間では、それほど差が見えませんが
2年間で約2倍、3年間で約3倍の成長度に違いが現れてきます。(ちなみに4年後は約4.3倍デス)
グラフにすると恐ろしいですね。ここまで顕著かはともかく、これって現実に起こっています。
このモデルは、学生の時は優秀だったのに、
社会人になってしばらくすると全然活躍出来ていないという方が出てくるという事象も説明できます。
(成長率によって生まれる差②)
緑に比べて、初期能力が二倍だが、日次の成長率が0.1%(青)
初期能力は、青の半分だが、日々の成長率が0.2%(緑)
1年目ではまだ負けていますが、2年目でほぼ同等、3年目では、緑が青の約1.5倍の成長度となります。
これもグラフにすると恐ろしいですね。
どのビジネス書にも書いてあることかもしれませんが
1日1日をしっかりと過ごすことは、本当に重要な事なのだと思います。
コメントを残す